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2023-10-05
10月トピックス

◎アメリカでは、好転し始めていた木材市場に一服感。住宅ローン金利上昇、先物相場の低迷、山火事の脅威による木材の逼迫で取引は増加傾向であったが現在は落ち着いている。


◎ヨーロッパでは、ドイツを中心に虫害の影響大きく原木の品質が良くない物が多い。また、ローグレード製品の消費地である中国・中東・北アフリカ向けの荷動きも良くない。


◎針葉樹合板・ラワン合板ともに動きは多少増加。針葉樹メーカーは減産を継続しているが在庫に大きな変化は見られない。ラワンは入荷減が続き在庫水準が非常に低い。


◎国産材は製品需要の低迷により豪雨の影響が残る九州以外の原木価格は弱含み。しかしながら生産コストから考えると製品価格は底打ち感がある。