| 2011.12 |
・国産材原木は高止まりで推移している。一方製品価格は、円高で値下がり傾向にある。外材 に引きずられて弱含みで推移している。又、国産材を多く使用する地場工務店の受注の 悪化も影響していると見られる。 ・北米産地は中国の買い付けが止まり、現地価格が値下がりしている。 ・北欧材は現地工場が減産体制に入り、一部で現地価格が値上りに転じたものもある。 為替も落ち着きを取り戻し、先安感は止まりそうである。 ・針葉樹合板は在庫が増え始めているが、まだ1ヶ月に満たない水準であり、決して在庫が多い という水準ではない。昨年は12月からの大雪で原木出材が止まり、合板生産が減り非常に 苦労した。今年も天候は心配される。
|
| 2011.11 |
・輸入ラワン合板は中間決算がらみなどで、安値も出たが現地価格は大きく下がらず安値は 続かない。又、ベニヤ類は良材原木が少ないため、品物が少なく欠品がある。 ・針葉樹合板は各メーカーは、出荷の減少を生産調整で乗り切る考えで、生産調整に取り組み はじめている。 ・北米産地では、中国の買付けの減速にともない、現地在庫が増えはじめている。 ・国産材の原木価格は強気配が続いている。 桧は高値のまま推移で、杉は一部高値修正があるものの依然として高値が続いている。 一方の製品は外材が円高で下げる影響で、下げムードになっている。
|
| 2011.10 |
・国産材は原木価格が強気配になってきているが反面製品の市況は弱いため、原木高の 製品安でメーカーは逆ザヤに陥っている。 ・輸入ラワン合板は中間決算がらみなどで、安値も出たが現地価格は大きく下がらず安値は 続かない。又、ベニヤ類は良材原木が少ないため下がらない。 ・針葉樹合板は各メーカーとも順調な出荷を続けており、価格は乱れない。 ・北欧材は為替円高ユーロ安の影響を受けて、先安感が広がって来ている。
|
| 2011.9 |
・国産材原木は時期的に出材少なく、価格は値上り基調である。特に杉の原木は3月以前の 価格にまで戻ってきている。 ・針葉樹合板もやっと少し余裕がでてきた。但し、厚物を中心に忙しいアイテムも有る。なかでも 長尺合板はまだまだ生産メーカーは少なく、品物が不足している。 ・国内集成材メーカーは、7月、8月と忙しいが、価格的にはなかなかしっかりとしてこない。 円高で、材料コストが下がってきたことが原因である。但し、もはや損益分岐点に達しており、 これ以上の下げはないとみられる。 ・輸入材は円高でも価格が下がりにくくなっている。原因は、一連の資源価格の高騰で、 産地の原木価格が上がっていることがあげられる。
|
| 2011.8 |
・国産材原木は、一部強気配になってきた。特に桧105角用丸太が強気配にて推移しはじめて います。又、杉丸太も一部値戻しにかかっています。7月、8月と全国的に忙しいので、今後製品 の値段も上がってくるものと見られる。 ・輸入合板は、5月・6月と入荷が多かったが、7月以降は入荷が減少し、8月は逆に少なくなる 見通しである。なかでも良材の薄物、中厚品は入庫も在庫も少ないので注意が必要である。 ・北欧産地は日本からの要求に合わせて、現地値段を若干調整した。現地値段は、円高のせい で高止まりしているが、それでも現地工場は原木高のために、不採算であるという。
|
| 2011.7 |
・国産材原木は、動きが悪く震災後の値上り後、10%程値下がりした。但し夏になり原木の 伐採には時期が悪くなり出材は減っている。今後、需要が見込めることから、今が底値の様子であります。 ・ラワン合板も、現地の原木価格が少し下がっている。日本をはじめ、中国・インドなども買いを 減らしているためと言われている。但し国内の入荷は多く在庫は増えている。 ・中国が世界各地で木材の買い付けを減らしている。以前より多かったロシアでの買い付けが減っている。 又、昨年より増えたカナダ、アメリカでの買い付けも減っている。中国の買い付けが減るのは はじめでで、先行の動向が注目される。
|
| 2011.6 |
・国産材原木は、杉・桧とも値下がりしている。原木価格が下がったので、出材は減りはじめて いる。今後は、着工の増える事との兼ね合いに注目です。 ・ヨーロッパ各国とも原木が高い。しかし日本では製品のジリ安感が広がっている。産地は生産 調整に入っているので、今後は日本の需要動向を見極める必要が有る。 ・針葉樹合板も落ち着いてきている。24mm28mmの厚物合板もある程度いきわたっている。不足 しているのは厚物の1m×2mと、長尺合板くらいになってきている。 ・ラワン合板は、厳しい値上りは止まったが、高値で止まっている。現地の原木価格が下がらな いためである。
|
| 2011.5 |
・針葉樹合板は、12mmを主体に市場に出回るようになってきた。但し、24mmや28mmの厚物に ついては、まだ供給量が限られており、まだ充足されていない。 ・ラワン合板は、震災前より品不足であったが、震災で産地に注文が殺到した為急騰した。 現在値上りのペースは落ち着いているが、原木不足の状況は改善されておらず、高値が続くと 見られる。 ・国産材原木は、杉は横バイだが桧は値下げになっている。震災による現場の遅れの影響と みられる。但し今後資材の遅れが改善して、遅れていた現場が進みはじめると状況も変わって くるとみられる。 ・アメリカの原木市場でも中国が勢いを増している。中国が日本の買付量の何倍もの量を買う ようになっており、日本は価格主導権を失いつつある。
|
| 2011.4 |
・3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震では、東北地方の合板メーカー6社が被災した ため現在、合板の供給が不足している。その上復興用の仮設住宅資材でも合板を使用 するため、合板は不足の状態がしばらく続く。 ・ラワン合板は、震災前より品不足であったが、針葉樹の不足を補うためと仮設住宅向けで、 現地へ注文が殺到するため価格は高騰している。 ・ヨーロッパは原木価格が高く採算が悪い。加えて北アフリカ、中近東の政情不安を受けて、 北アフリカ、中近東向けの輸出が滞る可能性もあり、先行き不透明である。 ・桧原木に関しては震災の影響で出荷が鈍り、原木価格が頭打ちとなっている。つられて 製品価格も様子見となっている。
|
| 2011.3 |
・3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震は、東北地方及び関東地方に甚大な被害を 及ぼした模様です。数多くのメーカーが被害に合われた。被災された皆様に心よりお見舞 申し上げます。 ・年末年始に大巾に値上りした国産材の価格は、3月に入っても大きな調整はなく、横バイで 推移している。住宅メーカーから大型製材工場に国産材の注文が集中しているため市況は 今後も強含みで推移する。 ・ラワン合板は、産地天候が悪く、良材原木が少ない。中国・インドなどの買気も強く今後も 価格の上昇が続くとみられる。特に良材が少ないため薄物ベニヤは先行き入荷減が 予想される。 ・カナダ・アメリカの産地でも中国がどんどん買い進んでいる。中国は等級の仕分けをせずに 全てを買う買い方でどんどん買い入れを増やしている。 もともとは低級材を買っていたので、日本やアメリカ国内とは競合しなかったが、仕分けなしで 全部買う方法では各所では競合しはじめている。
|
| 2011.2 |
・国産材の杉・桧の原木価格は高値が続いている。昨年末より原木が不足気味だったところに 大雪に見舞われて、更に出材困難になり、製品価格も値上りが続いている。今後も国産材の 使用量が増えると、製品価格も更に上昇すると見られる。 ・針葉樹合板は厚物合板を中心に非常に忙しく、納期が2週間以上かかるようになってきて いる。年末来の忙しさに加えて年明けからの大雪のために杉の原木出材が減ったことにより 生産が減ってしまい間に合わなくなっている。 ・ラワン合板は産地天候が悪く、良材原木が少ない。中国・インドなどの買気も強く、今後も 価格の上昇が続くと見られる。特に良材が少ないため薄物ベニヤは先行き入荷減が 予想される。 ・ヨーロッパ産地は、売り先の市場(欧州・日本・アメリカ)がどこも調子が良くないため減産にて 対応する方向をかためている。一部アイテムにおいては先の契約は数量をしぼって値上げを 打ち出しており、市況は引き締まっている。
|
| 2011.1 |
・針葉樹合板は厚物合板を中心に非常に忙しく、納期が2週間かかるようになってきており、 価格については例年では考えにくいが、1月・2月の値上げということになりそうである。 ・国産材の杉・桧の原木価格は高値が続いている。また連動して製品価格も急騰している。 地域ビルダーの国産材指向と地域材振興の動きが定着してきているものと見られます。 ・ロシア材は原木価格が急騰している。日本の買い入れ量が減っている為、価格交渉力が なくなり、日本の市況に合わせた価格で買えない。 ・ヨーロッパ産地は、売り先の市場(欧州・日本・アメリカ)がどこも調子が良くないため減産にて 対応する方向をかためている。現地工場の採算がよくないため、価格を下げずに量を しぼることで対応しようというもの。
|