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2023-05-08
5月トピックス

◎アメリカでは、金利政策の影響が続いており戸建需要の低迷が続いている。故、製材工場の生産が急激に回復する見込みはない。反面、集合住宅の建築許可申請はジリジリと増加していることから今後の住宅産業に対しての楽観論も聞かれる。


◎ヨーロッパでは、ロシアからの供給減に伴う品薄感により木材価格が反転してきた。また、中東や中国からの引き合いも回復基調で相場も強含み。


◎針葉樹合板・ラワン合板ともに動きは良くない。針葉樹メーカーは減産だけでは対応しきれなくなっている。ラワンは買い付け減少で、バランスしている。


◎国産材の原木は出材の最終盤を迎えている。製品市況の弱含みは続いているが、製材工場では当面の原木量は確保する意向。