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2022-05-12
5月トピックス

◎アメリカの住宅需要は堅調である。5月に2回目の金利引き上げが予定されているが、住宅需要にかげりはない。物流の混乱なども続いていており木材価格については高値が続く。

◎欧州では、これまで多くの木材がロシアから輸入されてきたが、今回の軍事侵略で供給が止まる恐れがあり、ヨーロッパ全域での生産減が見込まれている。それに合わせて、日本向けの量も減少が見込まれる。

◎針葉樹合板も原料の1割程度をロシアからの単板輸入に頼っていたが、これが輸出禁止となった為、生産量の減少が見込まれる。国内メーカーは、国産カラマツや米松に代替を求めている。

◎国産材では、ロシアのウクライナ侵攻をきっかけに、WWから杉への代替需要が増えている。合板メーカーも原木確保に動いている為、杉の引き合い多く価格も強い。