◎アメリカの住宅需要は年間170万戸ペーストと堅調。3月に1回目の金利引き上げが行われたが、今のところ経済へのインパクト少ない。木材もしばらくは高値が続くとみられる。

◎欧州材は、ロシアのウクライナへ軍事侵攻の影響を大きく受けるとみられる。元より多くの原木、製材、チップなど様々な木質原料をロシアに依存していたので、供給が止まると大きな打撃を受ける。

◎針葉樹合板も原料の1割程度をロシアからの単板輸入に頼っていたが、これが輸出禁止となった為、生産量の減少が見込まれる。国内メーカーは、国産カラマツや米松に代替を求めている。

◎国産材では、杉原木が合板メーカー、WWの代替など需要が多く、値段が上がっている。