◎アメリカでは、住宅着工数・建設許可件数ともに市場予測より下回っている。住宅資材コスト増や労働不足などの要因が浮き彫りになっている。
◎ヨーロッパでは、緩やかに景気回復基調が続く。反面、欧州圏内の国々で需要にバラツキがあり、力強い回復には程遠い。
◎針葉樹合板・ラワン合板ともに荷動きが安定しない。針葉樹メーカーは減産を継続している。ラワンは現地高で入荷も増えない。
◎国産材の原木供給に、地域差が出始めている。供給が順調な地域でも良材の引き合いは強く、価格は強含み。