杉・桧の原木供給は、天候不順や虫害被害の影響を受けて、地域差が出始めている。

供給が順調である地域では、良材の引き合いが非常に強く価格も上昇傾向。

出材が少ない地域では、良材の集荷は困難で更に価格も高い。

また、業界の課題である伐採の人手不足は、原木供給に多大なる影響を与えている。

一定量の原木が流通するには、11月以降との見方があるが、国内需要次第で伐採が滞る可能性もある。

いずれにしても、今後の国産材の製品市況は、上昇するトレンドは変わらない。