杉・桧の原木供給は天候不順が続き低水準。

大幅な原木価格の変動はないものの、製品価格は月毎に上昇傾向。

加えて、製品の市中在庫が少ない地域は引き合いが強く、価格上昇率が高い。

また、価格高が続く外材製品からの代替で国産材需要が高まっており、引き続き、桧土台・柱・母屋、杉羽柄材・下地材の引き合いが強い。

直ぐにでもメーカー側は価格を大幅に上げたい局面ではあるが、需要に盛り上がり感がなく段階的に上げていく方針。

元々、生産コストを鑑みると採算が合っていないメーカーが多く、需要が盛り上がれば一気に製品価格が上がる可能性はある。