杉・桧の原木価格は、旺盛な製品需要に支えられ、概ね高止まりの状況が続いている。
供給体制は安定しているものの、市場の需給バランスは製品毎に明暗が分かれている。
円安の影響で割高感の増した外材からの代替需要が急速に拡大しており、杉の羽柄材や母屋、柱類への引き合いが極めて強く、段階的な価格上昇が続く。
一方で、桧の土台については需要の低迷から弱含みの展開。全体的に堅調な荷動きの裏で、不安定なイラン情勢が影を落としている。
燃料価格の高騰は、木材の製材・乾燥に使用する燃料や輸送を担うトラックの軽油代を直撃しており、コスト増が経営を圧迫する厳しい局面を迎えている。
需要と供給のバランスは概ね良好ながらも、燃料コストの上昇という外部要因が今後の収益性を左右する重要な懸念事項となっている。