12月トピックス
◎アメリカでは、固定住宅ローン金利の高水準が続いている。故、新築住宅を購入する事はこれまで以上に難しくなっている。また、中古住宅市場は在庫不足が続くと考えられる。
◎ヨーロッパでは、引き続き、住宅販売の低水準に加えて木材需要も非常に悪い。在庫が低水準の日本マーケットは買いに走りたい局面だが、極端な円安が邪魔している。
◎針葉樹合板・ラワン合板ともに動きは僅かに復調傾向。針葉樹メーカーは減産を継続しているが在庫に大きな変化は見られない。ラワンは入荷増も先行きは入荷減の見込み。
◎国産材は需要低迷で丸太の出荷が激減したことにより製品の品薄感が強まっている。順じて製品価格は強含み。
