4月トピックス
◎アメリカでは、中古・新築住宅ともに在庫水準が低い。住宅ローン金利が一定の基準まで下がらない限り、大幅に住宅在庫は増えないと思われる。
◎ヨーロッパでは、大手パルプ・チップ工場の操業休止を受け木材製品の生産量にも影響が出ている。スエズ運河航路の見合わせで納期の遅延傾向が続いている。
◎針葉樹合板・ラワン合板ともに動きは堅調に推移。針葉樹メーカーは減産を継続しているが需要が微増傾向。ラワンは入荷減の見込みで更に欠品が出る可能性が高い。
◎国産材の原木は需要低迷を受け出材量を調整している。一部、製品の荷余り感はあるが製品市況は横バイが続く。